当社は、平成22年2月、クボタグループの特例子会社として設立され、野菜の生産と販売を通じて、
障がいを持つ人達の雇用を創出し、障がいを持つ社員が、生き生き働くことができる職場環境づくりに努めております。
今日、農業は、安心で安全な良質の食料を供給することに加え、農村の自然環境を保全するという、きわめて重要な社会的役割を担っております。
私達は、大阪府南河内郡にあった遊休農地を活用し、水耕栽培事業を開始し、障がいを持つ人達が、農業分野で職域を拡大する取り組みに挑戦しております。
クボタワークス株式会社では、平成18年より障がい者による水耕栽培事業の事業化を目差した試験栽培を実施してまいりました。
その結果、季節・時期による作業内容の変化が少ない水耕栽培事業は、知的障がいを持つ人々にも適していること及び、事業性に関する目途がついたことから、事業化いたしました。
クボタサンベジファーム株式会社は、クボタワークス株式会社に次ぐ株式会社クボタにおける2社目の特例子会社として申請、「障がい者の“自立支援”と“地域社会との共生”を実践するモデルとする」ことと、「遊休農地を活用し、日本農業の活性化をサポートする」ことを目的として設立されました。
会社名 | クボタサンベジファーム株式会社 |
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設 立 | 2010(平成22年)2月10日 |
生産開始 | 2011年(平成23年)1月11日 |
親会社 | 株式会社クボタ(「クボタワークス株式会社」に次ぐ特例子会社) |
資本金 | 1,000万円 |
代表者 | 代表取締役社長 和田 季弘 |
住 所 | 大阪府南河内郡河南町白木101番地(かなん農場) |
栽培施設 | 農場敷地約35002 ビニルハウス約25002 |
生産品目 | リーフレタス、小松菜、水菜、ほうれん草 |
生産量 | 47トン/年(2021年実績) |
販売先 | クボタ社員食堂(15事業所)、従業員販売、道の駅 学校給食(5市町村)、スーパー(イオン、近商ストア) 産直市場よってって、通信販売(クボタべっぴんふぁーむ) |
従業員 | 31名(内障がい者18名(身体2名、精神2名、知的15名)※内重度10名 ※2023年4月1日現在 |
採用実績 | 2018年(1名)2019年(3名)2020年(1名)2021年(2名)2022年(1名) |
実習・見学受入 | 2021年実績 見学者実績40人(行政、学校、農業関係者、他企業、グループ労使関係者など) 職場実習受入10人(近隣の支援学校、農業大学校など) |
クボタグループとしての企業姿勢、社会との約束、使命を表明するために制定いたしました。